華岡青洲 仁 世界初 全身麻酔 [江戸時代]
TBS系で放送された 世界が称賛!日本人が知らない日本人で
リアル JIN として華岡青洲を紹介していましたね。
江戸時代に日本人が世界で初めて全身麻酔を用いた手術(乳癌手術)を成功させたと。
麻酔薬、動物実験では成果を得たが
人間での治験はどうか?
このとき華岡青洲の母と妻の加恵が実験台になることを申し出て
加恵に麻酔薬を飲ませる青洲。
そして、その麻酔は成功したかに見えましたが、
加恵は失明してしまうのでした。
その罪悪感に苛まれる青洲。
痛ましくも加恵の世話をする青洲を見て暮らす於継は
自分が息子の力になれなかった事、
そして息子を加恵に奪われたことを嘆きながら、
亡くなってしまうのでした。
そんな経緯を経て麻酔薬「通仙散」が完成したんですね。
通仙散の配合は、弟子の本間玄調の記録によると
曼陀羅華八分、草烏頭二分、びゃくし二分、当帰二分、せんきゅう二分であったとか。
これらを細かく砕き、煎じて滓を除いたものを暖かいうちに飲むと、2~4時間で効果が現れた。
しかし、やや毒性は高かったらしく、扱いは難しかったという。
また曼陀羅華のどの部分を使ったのか、それぞれの正確な調合分量は記録されておらず、
通仙散の現物も残されていないそうです。(Wikiより)
華岡青洲は、他にも薬を考案していて今でも使われているものがあるそうで、
驚きですね。
その薬とは
「十味敗毒湯」はツムラやクラシエから出ている
皮膚の腫れ・化膿を抑える内服薬。
「中黄膏」「紫雲膏」も複数のメーカーから販売されている
皮膚のための軟膏らしいです。
200年前の人のこれらの薬が今も使われているとは凄いですね。
スポンサーリンク
コメント 0